一倉定氏について

一倉定氏は異色のコンサルタントである。

「誰でも敬遠したがる倒産寸前の会社をたて直すために、社長と共に幾夜にもわたって眠れない、血の出るような苦労をし、金策に走り、業績回復の戦略を練って、売上利益をあげる」

空理空論を嫌い、徹底的に利益第一主義を標榜(ひょうぼう)するその人柄に多くの経営者が親しみ、指導を願う。

指導は厳しく、どんな社長も小学生のように叱られ、さとされる。

「現代の教祖」と呼ばれるゆえんである。

弟子を一切持たず、すべて自ら指導に当り東奔西走(とうほんせいそう)の毎日である。

と、合理化協会の本に記されている。

これが一倉定先生の本を読む場合の大前提である。

2020.0303解説

2020年03月03日 | カテゴリー : ブログタグ: , ,