赤江珠緒アナ、家族が感染した立場から「いま準備しておくこと」6ヶ条【長文レポート全文】

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事前にできる準備としては
(1)2週間分の隔離生活の用意をスーツケースなどにある程度まとめておく。発熱してからだと、慌てます。その中で意外に忘れがちな入院グッズは、サンダル、シャンプー、リンス、洗顔料、ドライヤー、冷却できるものもあればオススメとのことです。夫は上記のものをすべて忘れていたので、Amazonで取り寄せたそうです。

(2)もっと事前にできることとしては、家を少しでも片付けて、できるだけスペースを作っておくことをオススメします。自宅での対応には限界がありますが、家庭内の動線がわかりやすくなりますし、消毒していく箇所も多少片付いているとやりやすいです。あと、何より体調に異変のない家族の運動スペースにもなるかと思います。

(3)玄関前に食品など、必要なものを届けてくれる存在の確認。ネットを駆使して出前できるお店をチェックしたり、友人・近所付き合いの声掛けも必要かと思います。私も実際まったく出られないので、マネージャーや友人にドアノブの前に置いていってもらう“笠地蔵方式”をとっています。

(4)同時にほかの病気や怪我になっても簡単に出られないので、置き薬。もうされているかもしれませんが、持病のある方は処方箋を事前に発行してもらって、他の人に頼める状態にするのも必要だなと思いました。それでも万が一の怪我の時に、専用救急車も拡充されているのだろうか、なんてことも考えました。

(5)我が家の場合は親が共倒れになった場合、子供の面倒は誰が見るのかという問題があります。ともに陽性だった場合、母子ともに同室だそうですが、40度近い熱の上がり下がりでオムツを変えたり、具合が悪くなく遊び回りたい、まだ病気のことなど理解できない子供と同室で療養できるのだろうか。これに関しては情報もなく、まだ解決策も思いついていません。夫と私の発症のピークがせめてずれることを願うばかりです。

(6)そして病と戦う上でもう一点気になっていることが、PCR検査で陰性、回復の状況がしっかり確認されれば今度はその人が社会に戻って、社会を回していけるというような世間の理解がどの程度あるのだろうかということです。ウイルスを警戒してきちんと恐れて感染者を増やさないと同時に、ウイルスとある程度共存していく社会の理性が育まれなければ、この病との戦いはますます厳しくなってしまう気がしてなりません。コロナを忌み嫌うあまり、この病の本来の致死力以上の怖さを、この病に与えてしまってはいけないのでは。そんな事を考えました。

赤江珠緒

2020年04月16日 | カテゴリー : ブログタグ: ,