そのむずかしい要求を、われわれの先輩は血の出るような苦心と努力の結果、みごとに果たしたではないか。「戦争に勝つ」ということは、会社でいえば 「競争に勝つ」ことに通 じ る。それのみが生き残るたった一つの道なのだ。生き残ること、すなわち「 生きるため」これが計画の第一の基礎なのである。
このように、計画とは 「生きるため」のものであるかぎり、それは、
・実現不可能にみえ
・事実に立脚せず
・ムリがあり
・非科学的なものであり
・納得がいかないものなのである。
計画とは、過去の実績からみたら納得のいかないものと納得しなければならないものなのである。
一倉定
2020.0607解説