使命感から出発する未来像を

経営者は、社会的な責任と、従業員に対する人間的な責任の両方を負っているのだ。そのためには、どうしても長期的な繁栄を実現させなければならないのである。この自覚が経営者の使命感である。この使命感のない経営者は経営者の資格がないのだ。この使命感の上台の上に、経営者のもつ人世観・宗教観などの哲学を積み重ねて「わが社の未来像」を心にえがく必要がある。

一倉定先生は、使命感を

1.社会的な責任 

2.人間的な責任

に分けて考えています。

これが、土台になります。この上に

1.人生観

2.宗教観

を載せて、未来像を心に描けて言っています。

S50の利益戦略では、経営理念に基づく未来像と書かれていますから、上記の3つを経営理念と考えればよいわけです。

2019年11月12日 | カテゴリー : ブログタグ: ,